パーキンソン病
・手が震える
・歩行がしづらい
・足が鉛を付けたように重い
・バランスが取れない
・筋肉が固くなる
・・・・・・などなど、
当院には、パーキンソン病の諸症状で悩む患者さんが多く来院されています。
お気軽にご相談ください。
【パーキンソン病と診断された方へ】
パーキンソン病と聞くと、
進行性の難病、難治性の病
というイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいます。
たしかに昔はパーキンソン病になると、
数年後は寝たきりになると言われていました。
しかし、現在パーキンソン病は
難病と言われている病気の中でも、
研究が進んでいる疾患で、
効果的な治療法や治療薬も多く開発されています。
ですので、長い間寝たきりにならず、
多少の不便はあるものの、
普通に生活を続けられる方が多くいらっしゃいます。
中にはパーキンソン病と付き合いながらも、
旅行が好きで、各地を回って人生楽しんでおられる方もいらっしゃいます。
症状や進行の速さは患者さんによって違いますが、
少しでも進行させないためにも、
しっかりしたリハビリを行うことが大切になってきます。
【パーキンソン病のメカニズム】
脳内の伝達物質(ドーパミン)の不足によって、
脳の中の神経伝達にトラブルを起こし、
脳から全身への運動の指令がうまく伝わらなくなります。
特に錐体外路といわれる、
全身を滑らかに動かす指令をする神経経路に障害を起こします。
そして、下記のような症状を引き起こします。
下記のような症状が現れ、パーキンソン病を疑ったら、
お医者さんでMRIやCTなどの脳の画像診断や血液検査をしてください。
〇無動(動作緩慢)
動くときの動作がゆっくり遅く小さくなります。
歩行時の速度は遅く、歩幅は狭くなります。
表情の変化も乏しくなります。
〇筋固縮
筋肉がこわばり、滑らかな動きが失われ、
関節を曲げようとするとカクカクしたぎこちない動きになります。
〇静止時振戦
じっとしている時に、手足が細かく震えます。
〇姿勢保持反射障害
体のバランスが取りにくくなり、転倒しやすくなります。
歩行時は前傾姿勢になり小刻みに足を進め、
次第にどんどん歩行速度が速くなっていきます。
〇起立性低血圧
立ち上がるときに急激に血圧が下がり、
めまいやふらつきが生じることがあります。
〇慢性便秘
【当院の施術】
症状の進行を少なくして、
生活動作のレベルを保つことを目的としています。
お医者さんの治療と並行して、
しっかりリハビリを行うことが大切です。
パーキンソン病になってしまった不安はお察しします。
しかし、この病気をただしく理解し、
心や体、社会生活を豊かに保つよう心がけることが大切です。
当院はそのお手伝いを誠心誠意させていただきます。
当院は長生医学の基本、
「脊椎矯正」、「プラーナ療法」、「精神療法」
を念頭に置き、
施術させていただきます。
・背骨に対し、軽い刺激をします。(長生の脊髄刺激法)
背骨の中を走る脊髄に刺激が加わることで、
脊髄から脳に信号が伝わり、
錐体外路系(体を滑らかに動かす指令をする神経経路)に効果的な施術法として、
長生医学療法の中で使われています。
・首の筋肉の施術
首の筋肉の緊張を取ることと、
首の横を走る副交感神経を刺激することによって、
背骨から出る交感神経と共に、自律神経のバランスを整えます。
・お腹に対しての施術をします。
便秘改善、また腰を伸ばす目的で行います。
・腰への施術をします。
腰が伸ばせるようにして、全身的に姿勢を正して、
立った時や歩行時でもバランスを取りやすいようにします。
・手足の関節運動
関節の動きを滑らかにするため、
手足の関節を動かします。
・セルフリハビリ
ご自分で行えるセルフトレーニングも
指導させていただきます。